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A君の留学費用
ご両親から留学費用を借りることもでき、ある程度資金的には余裕がある。節約も大事だけど、勉強ばかりで家に閉じこもるよりは、多少お金がかかっても様々な体験をしたい。アメリカ中を旅したり、様々なロサンゼルスのエンターテインメントスポットに行ってみたり、食事も含めいろいろな文化を体験したい。
 
B君の留学費用
留学はとにかく勉強が目的。今まで、できるだけ誘惑を断ち切って留学資金をためてきた。
ロサンゼルスではあまり贅沢もせず、勉強に専念するつもり。もちろん全くどこにも行かないわけではないけれど、極力出費はさけて長く滞在したい。


項目は大きく分けて授業料、滞在費、飲食費、お小遣い、保険、車、渡航費、通信費を挙げます。また、ここはあえてAくんとBくんとで両極端に表現していきます。

項目
A君
B君
解説
学費
12,000ドル
3,500ドル
Aくんは費用はある程度しても、評価の高い語学学校を選択。1日に25時間の授業を受け、みっちり英語を勉強する。Bくんは1日15時間の授業。できるだけ安い学校を選択した。
滞在費
10,000ドル
6,000ドル
Aくんは一人暮らし、Bくんは多少治安が悪くても安いエリアに友達とルームシェアをする。
飲食費
8,000ドル
3,000ドル
Aくんは週5日、1日3食を外食。Bくんは週に1度の外食以外は家で自炊。昼食もお弁当を自分で作る。
海外保険
1,100ドル
1,100ドル
AくんBくんも保険は日本の良いものを利用する。学校の安い保険などを利用する手もありますが、保険に関しては日本の良いものに加入すべきだと考え、あえてそう設定しています。
渡航費
3,000ドル
800ドル
Aくんは年末に一度の一時帰国をする。フライトも日系のエアラインを利用。Bくんはオフシーズンに格安チケットを購入。
お小遣い
4,500ドル
1,200ドル
Aくんはユニバーサルスタジオやラスベガスなど頻繁に出歩く。Bくんは勉強が主目的なのでたまに生き抜きで友達と食事に行く程度。
交通費
4,500ドル
480ドル
Aくんは3,000ドルで車を購入。保険にも加入。Bくんは自転車通学のため、交通費がかかるのはどこかに移動するときのみ。
通信費(携帯電話、国際電話、インターネットなど)
1,500ドル
480ドル
Aくんの携帯電話は月額50ドル程度、日本にも週1回程度連絡をする。またインターネットはケーブルテレビの高速回線を利用。Bくんの携帯電話は月額30ドル。日本にはほとんど連絡しない。インターネットは学校でのみ使用。
その他(洗濯や、文房具用品などの諸経費)
1,200ドル
600ドル
Aくんは結構浪費家。ついつい欲しいものがあるとすぐに購入してしまう。Bくんは最低必需品のみを購入。
合計(年間)
45,900ドル
17,160ドル
A君とB君、生活スタイルによってこんなにも留学費用に開きがある。


  以上の項目の中で、自分のスタイルがAくんとBくんのいずれに近いか、また中間に位置するのかを考えながら、自分のそれぞれにかかる費用を計算してみよう。
  • 学校への考え方はAに近いな・・・・12,000ドル
  • 滞在費はきっとシェアにする(Bに近いな)・・・6,000ドル
  • 治安は少し良いほうが良いので、少し多めに見ておくか・・・+1,000ドル
  • 飲食費はちょうど中間ぐらいかな・・・・5,000ドル
という具合に。 でも費用を計算する前に注意すべき点がいくつかあります。次を見てみましょう。

費用を計算する前に その1